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僕が2016年開催のクリエイターEXPOで戦う覚悟をしてしまったわけ

大橋博之
「第5回クリエイターEXPO」が2016年6月29日~7月1日、東京ビックサイトで開催される。僕はこのクリエイターEXPOに個人的に出展することを決めてしまった。

ライターがBtoBでアピールできる場所

「第5回クリエイターEXPO」が2016年6月29日~7月1日、東京ビックサイトで開催される。
僕はこのクリエイターEXPOに個人的に出展することを決めてしまった。

クリエイターEXPOとは、作家・ライター、漫画家、絵本作家、イラストレーター、グラフィックデザイナー、ブックデザイナー、写真家、書道家、映像・アニメクリエイター、ゲームクリエイター、サウンドクリエイターなどの個人が出展し、自分自身を売込むという商談展だ。

「コンテンツ東京」というイベントのひとつで、同時に「プロダクションEXPO」「制作・配信 ソリューション展」「キャラクター&ブランド ライセンス展」「コンテンツ マーケティング EXPO」「先端コンテンツ技術展」が開催される。
700名が出展し、メディアや企業の関係者が5万人ほど来場する。

僕にはイラストレーターの友達が多い。よく個展やグループ展の案内をもらうことがある。
イラストレーターやカメラマン・写真家は画廊などで個展やグループ展を行う。
最近ではデザイナーも個展をすることもある。ビジュアルは人に見せることが出来るから展示が容易なのだ。
さらに音楽をやっている人はライヴやコンサートがあるし、映像なら上映会がある。

しかし、文章は個展やライヴというのはない。
文学展として著書を並べたり原稿を展示したりは出来るかもしれない。あるいは朗読会をする作家はいる。同人誌を作って文学フリマやコミケに出すという方法もある。
とはいえ、どうも地味すぎる。だから個展やライヴが出来ないライターという仕事はソンだなとずっと思っていた。
そこで、クリエイターEXPOだ。

実際に出展してみないとよくわからない

クリエイターEXPOには作家・ライターだけでも30人も出展するという。
検索すると出展した人のレポートをいくつも読むことが出来る。

企業広報支援ライター/編集ディレクターの大島悠さんは、 「一つひとつの仕事ときちんと向き合うこと。その姿勢と、アウトプットのクオリティを上げる努力が何よりの「営業」である」というのが大前提だが、「いいお客さまと出会うためには、自分からきちんと「役に立てること」「提供できること」の看板を、相手に見えるように掲げること」が大切だと思ったことが、クリエイターEXPOへの出展理由だったという。

さらに、出展したことにより「さまざまな質問攻勢によって、自分の強み・弱みがハッキリした」こと「今求められていること、業界的なニーズがほんのりわかった」というメリットがあったという。
http://magazine-yu.com/?p=1451

その気持ちは僕も同じ。出版社に営業に行った場合、先方に案件がある場合や、こちらの提案に乗ってくれた場合はマッチはする。しかし、空振りに終わることもある。むしろその方が多い。効率はそんなに良くない。
その点、クリエイターEXPOならば仕事を求めている人と仕事を依頼したい人が上手くマッチングするのではないかという期待はある。

気になるのは成果だが、かさこさんは2014年に出展して10数社から新規の仕事を得て約150万円を売り上げたという。
http://kasakoblog.exblog.jp/22172575/
残念ながら成果を具体的に金額で明らかにしているのはかさこさん以外は見当たらない。

かさこさんは「私はこの展示会で約150万円の仕事を獲得したが、すべてのクリエイターがここまでの成果があるとは限らない」と言っている。出展したとしても受注にいたらなかったクリエイターは多いようだ。
その理由の一つとしてレポートの中には、多くの出展者がクリエイターEXPOが商談会であるということを真面目に考えて出展していないのではないか?という指摘もある。

たにちゃんねるでは、「せっかく出すのだから、夢のある案件を探したいという想いがあります。また、クリエイターEXPOがそういう場でなければ、意義がないようにも思えます。
昨年の成功案件を見る限り、まだまだビッグオファーを貰うクリエイターは少ないようです」としている。
http://tani-channel.com/branding/1647/

とにかく来年のことだし、今からあれこれ考えるには早すぎる。
ということでまた近くなった頃と出展後にレポートしたと思う。

大橋博之
フォークラス・メディア編集部【ライター・エディター・プランナー】『Webライター入門』(技術評論社)を監修。著書に『SF挿絵画家の時代』(本の雑誌社)、『心の流浪 挿絵画家・樺島勝一』(弦書房)などがある。 twitter@garamonmini
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